抑毛ローションと除毛クリームは何が違う?

知っているようで意外と知らない、抑毛ローションと除毛・脱毛クリームの違い。間違って使ってしまわないためにも、正しく違いを認識しておくことは重要です。脱毛効果や即効性などの特徴をはじめ、除毛・脱毛クリームの肌トラブルリスクについてもご紹介していきます。

抑毛ローションと除毛クリームの違いとは

一般的に「脱毛クリーム」と呼ばれる商品には、大きく分けて抑毛ローションと除毛クリームの2種類があります。

抑毛ローションはホルモンの働きをする大豆イソフラボンを含んでおり、肌に直接塗ることで毛の成長を抑制します。長期的に塗る必要があるため、すぐに効果を実感するのは難しいでしょう。

除毛クリームは塗ったところの毛を溶かして取り除くことが可能です。即効性があり、塗って数分で肌をツルツルにできる効果があります。ただし刺激性があるため使用する際は注意しましょう。

それぞれ効果が違うため、間違って購入・使用してしまうと期待した効果が感じられないことも。抑毛ローションと除毛クリームの違いをしっかり把握して、自分の目的に合った商品を使用してください。

そもそも抑毛・除毛・脱毛の違いって?

抑毛・除毛・脱毛はよく似ていますが、実はそれぞれに全く違う方法です。特に除毛と脱毛をまとめて考えている方が多く、人によっては「脱毛したけどまた毛が生えてきた…」なんてことも。

ここでは抑毛・除毛・脱毛の3種類について解説しています。それぞれの違いをしっかり覚えて、混同しないようにしましょう。

抑毛とは

抑毛とは毛の成長を抑え、生えてくる毛を細く目立たない毛にすることです。除毛や脱毛と違い、毛を抜くわけではありません。体毛の育成を止める作用のある成分が毛根へ徐々に働きかけ、時間とともに抑毛効果が発揮されます。

抑毛剤に分類されるのは脱毛クリームとして販売されているローションやジェル、クリームなど。脱毛クリームと書いてあるものでもその実質が抑毛剤である商品だと、完全に毛を無くすことは難しいでしょう。

抑毛剤には基本的に即効性がないので、使用後すぐに毛が薄くなることはありません。

体毛が濃い方は継続して抑毛クリームや抑毛ローションなどを塗ることで毛が薄くなる場合も。効果には個人差があり、全く効果が出ない方もいるため注意が必要です。

除毛とは

除毛とは皮膚の表面だけに見えている毛を取り除くことです。カミソリやシェーバーで毛を剃ることも除毛と言います。

除毛すると肌はキレイに仕上がりますが、表面の体毛だけを除去するため毛根までは取り除けません。脱毛するつもりで除毛クリームを使っても、あくまで一時的な処理でしかなく、脱毛のように毛が生えなくなることはないのです。

除毛は一見仕上がりがキレイに見える方法ですが、毛の周りの皮膚にダメージを与えてしまうため、長期間行うと毛穴が広がってしまうリスクも。しかも、ある程度時間が経つとまた毛が生えてくるので、繰り返し処理しなくてはいけません。

肌を傷めることや何回も行わなくてはいけないことを考えると、脱毛に比べてコスパの悪い方法といえます。

脱毛とは

脱毛とは、生えている毛を毛根から取り除く方法のこと。毛抜きや脱毛ワックスなど自宅で簡単にできるものからエステ・クリニックでの施術までさまざまな方法があります。

仕上がりは除毛と似ていますが、ただ表面の毛を取り除くだけでなく根っこから処理するため、長期的な効果が見込めるのが◎。毛抜きを使ってもレーザーを照射しても「脱毛」と言いますが、美容医療の世界では「毛根が再生しない脱毛(永久脱毛)」のことを脱毛と呼ぶことがほとんどのようです。

永久脱毛は医師が医療用レーザーや電気針などを用いて施術するため、クリニックでしか行われていません。家庭用脱毛器やエステでは刺激の少ない光脱毛を使っており、出力の弱さから毛を生やす細胞を完全に除去することが難しいため、永久脱毛はできないとされています。

抑毛ローションとは

「抑毛」であって、脱毛効果はありません。つまり、ごっそり毛を抜き取ってしまうのではなく、徐々に毛を薄くしたり発毛を抑制したりするのが抑毛ローションです。

また抑毛ローションならではの特徴として、化粧水のような効果もあります。保湿・美肌作用の成分も配合されているため、髭剃り後のケアや、体質的に脱毛ができない・避けたいという方には最適。肌にやさしいため、誰にでも安全に使えるのが魅力です。

即効性はなく、ゆるやかに効果があらわれるため、「いますぐにでも髭を薄くしたい!」という方には向きません。それでも、早い人なら2週間程度で効果を実感できるようです。

抑毛ローションのメリット

敏感肌の人でも使える

抑毛ローションには、大豆イソフラボンやパパイン酵素など、植物由来の抑毛成分が含まれています。植物由来の成分は低刺激性なので、敏感肌の方や妊娠・生理中の方でも使えるのは大きなメリット。中には、子どもに使用できるものもあるんですよ。

スキンケアをしながら抑毛できる

脱毛や除毛と比べると、肌に塗るだけでいいというお手軽さは魅力です。抑毛ローションの中には美容成分が含まれている商品も多いので、化粧水の代わりに使うこともできます。抑毛ローションはお肌のケアも抑毛もできる一石二鳥のアイテムなのです。

自己処理の回数が減る

抑毛ローションを使い続けると毛が生えるスピードが遅くなるので、自己処理の頻度が少なくなります。

カミソリや除毛クリームによる自己処理は肌に大きなダメージを与えてしまい、乾燥肌や毛嚢炎などのトラブルを起こすきっかけにもなるので、頻繁にはやりたくないもの。抑毛ローションを使えば自己処理が楽になるだけでなく、肌へのダメージを抑えることができます。

抑毛ローションのデメリット

即効性がない

抑毛ローションは毛が生えてくるのを抑えるもので即効性はありません。そのため、「今すぐにムダ毛をなくしたい!」という方には向いていない方法。毛質にもよりますが、「毎日使っていて3ヶ月~半年でようやく効果が現れ出した」という声が多いので、それまでは根気強く使い続けなければならないようです。

脱毛・除毛と併用する方が効果的

ローションだけでムダ毛の処理が完了するわけではありません。個人の毛質にもよりますが、毛が密集している状態でローションを塗っても、抑毛成分がうまく毛根まで浸透しないのです。あらかじめカミソリや抑毛クリームなどで自己処理をしてから使用しなければ充分な効果が得られないのも抑毛ローションのデメリットだと言えます。

除毛クリームとは

抑毛ローションとは異なり、化学物質などを配合することによって毛を除去してしまう効果があります。

即効性が高く、根こそぎ毛を抜き去ってしまうので、次に発毛してくるまでを遅らせることができるというのが除毛クリーム・脱毛クリームのメリット。永久脱毛のように二度と生えてこない、というわけではないものの、すぐに結果を出したい人にはおすすめです。

ただし、除毛クリーム・脱毛クリームに配合されている成分が、人によっては悪影響を与えることもあるので要注意。体質的にあわないと肌荒れや炎症など、肌トラブルを引き起こす可能性があり、使用前には必ずパッチテストをすること。

とくに、髭に使用する場合は顔に塗ることになりますので、使用しない、もしくは医師の指導をうけてください。

除毛クリームのメリット

今すぐに髭やムダ毛とサヨナラできる

除毛クリームを塗った箇所の毛は数分でキレイさっぱり溶けてなくなります。そのため、「明日までに髭・ムダ毛を処理したい」というときにもってこいのアイテムです。毛をカットするカミソリとは違い、毛穴ギリギリまで毛を溶かすことができるので、除毛クリームで処理した後の肌はツルツルになります。

リーズナブルな価格帯

除毛クリームは、ドラッグストアやバラエティショップ、またはネットなどで1本あたり1,000円程度で購入することが可能です。塗布する部位にもよりますが、1本あたり数回分の内容量となっています。数百円程度の費用で厄介な毛が溶かせると考えれば、リーズナブルな価格設定だと言えるでしょう。

一時的に処理できる

除毛クリームが溶かす毛は、現在進行形で生えている毛のみ。毛根は残ったままなので、3~7日ほど経つと新しい毛が生えてきます。

「髭は気に入っているけれど、冠婚葬祭や会食で急遽処理しなければならない」「普段は髭を生やしていても大丈夫な職場だけど、外部の人と会議があるので手早く処理したい」など、一時的に髭・ムダ毛を処理したいときのお役立ちアイテムです。

除毛クリームのデメリット

肌ダメージが大きい

除毛クリームは毛を溶かしてしまうほど刺激の強いクリームなので、肌に大きな負担をかけてしまいます。とくに顔の皮膚は薄くてデリケートなので、場合によっては肌が赤くただれてしまうことも…。

敏感肌の人で、髭処理として除毛クリームの使用を考えている人は必ずパッチテストをして問題がないかどうかを確認してから使用してください。

新しい毛がすぐに生えてきてしまう

「一時的な除毛」というのは、除毛クリームのメリットであり、デメリットでもあるところです。平均すると3~7日、毛の成長が早い部位だと2~3日で新しい毛が生えてきてしまうので、繰り返し処理し続ける必要があります。

2~3日ごとに除毛クリームを使用するとなると肌への負担が大きくなり、肌が丈夫な人でも荒れてしまう危険性が。これも除毛クリームのデメリットだと言えます。

コスパの悪さ

除毛クリームの平均価格は1,000円と手の出しやすい価格帯ですが、3~7日につき1回使用することになるので長期的に見るとコスパが悪いのが難点。1ヵ月につき1本使用し続けた場合、年間費用は約12,000円になります。

もし、肌への負担を考慮して敏感肌用の高価な除毛クリームを使うなら、年間40,000円ほどかかる可能性もあるでしょう。

除毛クリームによる肌トラブルとは

前述のように、除毛クリーム・脱毛クリームには、肌トラブルのリスクもあります。では、どのようなトラブルの可能性があるのか、もう少し具体的に見てみましょう。

除毛クリーム・脱毛クリームによる肌トラブルで多くみられるケースは、「赤く腫れあがってしまった」「かゆみがでた」「塗ったところがヒリヒリする」「かぶれてしまった」といった症状があります。なかには出血してしまう場合も。

また、こうした肌トラブルは敏感肌や乾燥肌など、肌質に関係なく起こる可能性があるため、顔への使用にはより慎重になる必要があります。

顔には唇や鼻、目などデリケートな場所が多く、ただでさえ肌の弱い人にはあまりにもリスクが高いため、顔への使用は原則、避けるべきではないでしょうか。

抑毛ローションや除毛クリームの違い まとめ

抑毛ローションと除毛クリームの違いをおさらいしましょう。

今すぐに髭を綺麗に処理したいけれど、カミソリ負けは避けたい人におすすめなのは「除毛クリーム」。総合的にコスパの良い方法で髭を薄くしていきたい人におすすめなのは「抑毛ローション」です。

また、処理したい毛の太さや塗布する肌タイプによっても選ぶべきアイテムは変わってきます。肌荒れのリスクを最小限に抑えたい敏感肌の人や青髭が目立つほど毛根が太い人は抑毛ローションを選ぶと良いでしょう。

除毛クリームは皮膚の厚い部位に使用すると肌荒れしにくいので、腕毛やすね毛の処理に向いています。元々ムダ毛が細い人は、除毛クリームを塗るだけで毛が生えづらくなり、処理の必要がなくなる可能性もありますよ。

抑毛クリームと除毛クリームのメリット・デメリットはそれぞれ異なるので、あなたが重要視するポイント、肌や毛のタイプに合ったアイテムをセレクトすることが大切です。また、抑毛ローションでも即効性のあるものや、除毛クリームでも肌刺激が少ないものも存在します。

濃い髭におすすめは抑毛ローション

根本的な濃い髭に悩む人には、抑毛ローションがおすすめです。

数多く存在する抑毛ローションですが、実際に使ってみないとどれがいいのかわからない、というのが正直なところ。いざ買おうと思っても選ぶのにも苦労するのではないでしょうか。

次のページでは、抑毛ローション全7商品について、抑毛の効果や商品のコスパ。実際に使った人の口コミや女性からの各商品に対する意見などをまとめています。ぜひ抑毛ローション選びの参考にしてみてください。

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